HackintoshでApple Thunderbolt Displayを使う方法

純正Macに搭載可能なThunderbolt対応dGPUを使うのがベストです

Apple Thunderbolt Displayは名前の通り、Thunderboltポートのみに対応する特殊な液晶ディスプレイです。

そもそもThunderboltポートを搭載したdGPUカードが少ない上に、macOSに対応するものとなるとかなり選択肢が減りますが、Hackintoshで使うのであれば相性の問題もあるので、純正Macに搭載されていた、もしくは公式に搭載可能なdGPUを選ぶのが無難ではないでしょうか。

純正MacでdGPUを搭載可能なのはMac Proのみなので、Mac Proに搭載されていた純正dGPUかつMetalグラフィックドライバに対応したdGPUを選ぶことになります。

上記のApple公式のサポート情報によると、

が公式対応dGPUです。

このうち、Apple Thunderbolt DisplayからはThunderboltのオスが生えているので、Thunderboltポートのメスが生えているので、ThunderboltのメスポートがあるdGPUを選ぶ必要があります。この時点でほとんど選択肢はないと言っても良いかもしれません。

なお、Apple Thunderbolt DisplayはMini DisplayPortとしては動作しない仕様で、mini Displayport端子があるdGPUというだけでは動作しないようです。

「Apple Thunderbolt Displayが映らない」という場合は、mini Displayportに繋いでいる場合があるかもしれません。